化身 ～真の愛の姿～

罪悪感という感覚が
多分一般的なものとは大きく剥離している

悪いとわかっていてもやってしまうのは
子供の時からそうだ

恥ずかしい過去だけど
子供の時万引きしたり
人のものを盗んだりしていた

悪いことだとわかっているのに
とってしまう

母親に言えば買ってもらえるようなものばかりだった
どうしてなのか自分でもよくわからない

欲しい、と言えなかったからだろうか



嘘をつくのもよくあった

大人になってからさすがにものは盗まなくなったけど
嘘はついた


人を陥れるためではなく
自分の保身のため

元夫にも嘘はたくさんついた


そして彼にも

嘘、というか言っていないことはたくさんある

ここに書いてるようなこと


最近になって
全部言ってしまいたいと思うようになった

言わないほうがいいとも思うけれど

言ってしまいたいという気持ちが強くなってきた


話してしまって
それでもと受け入れられたいと
思っている


でもそれは
言われた側のことは考えていない

受け入れてくれるだろうと思うから
言いたいという気持ちもある


隠したくない
悪い私を
すべて晒してしまいたい


そうしてその上で
従いたい

身勝手な考えだろうか、、、

何も求めないのが
正しい奴隷？


だとしたら一生なれないな


私は欲しいものは欲しい
もちろんそればかりを
言うつもりはないけれど




この言葉いつも惑わされる




彼が最初の頃に言った言葉でもある

愛には見返りは求めたつもりはないけど
受け取るのは彼であるから

どう思ってるかはわからない


ただ
言葉に対して反応が欲しいと思うのは
当然のことだと私は思っているから


最初の頃はその辺りに
差異があったかもしれない

年明けから新しい仕事をしています

勤務時間が長くなり、通勤時間も長くなり
ぼーっとする時間がほとんどなくなってしまって
パソコンに向かう余裕もなくなってしまってます

まだ仕事そのものは見習い状態なので
そう大変でもないのだけど

睡眠時間が短くなってしまったのがしんどい

今日も身体のかゆみが強くなりすぎて
ストレス過多状態だったので
お風呂でキャンドルをつけて
スピーカーでジャズを流して
精神を落ち着けました

そうするとかゆみは引いて

ストレスにあまり強くないからね

そんな私を彼は気遣ってくれてます
今までよりも会話してくれるし
心配してるって言葉にしてくれる

それがすごく嬉しい

月日はどんどん流れていく

大好きな秋を感じる暇もないまま
冬が訪れ
寒さで身も心も凍えていく

そして
私自身も変わっていく

離婚してからめぼしい求人があれば応募していたけど
年齢もあり、なかなか面接にすらいけなかったのが
ダメ元で応募したところで採用されることになった

それはそれでありがたいこと
何よりも生きていかねばならないから

でも
もう今までのように自由に休みを取ったりはできなくなる
それどころか自分の時間というものも
ほとんどなくなってしまうだろう

年内まではなんとかなる
だから今のうちに逢っておきたい

そう伝えてはいるけれど
まだ逢う予定は決まらないまま

転職してしまえばもう逢うことは叶わないだろう

そう思ってる
その覚悟でいる

少なくとも私は…

自由の身は

哀しい



そう想う夜


欲しいものは
本当に欲しいものは


手に入らない