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本質5

2013/06/20 17:38
真夜中になってからやっと彼に連絡をした
彼はまた迎えに来てくれて
二人でホテルに向かった

さっきまでとは違って、やっぱり緊張する

これから間違いなく彼に抱かれるのだ

でもいやな感じはない
そんな程度で身体を繋ぐ

そうしたい自分
そうされたい自分がいる

部屋に入るとすぐにキスをされた

大柄で粗野なイメージだったのに
キスはとても優しかった
彼の大きな手が身体を撫でる

触れられれば感じる私の身体
感情がどうであっても

でも彼は私に好意を持っている
逢ってもそれは変わらなかったようで
求められているという感覚が
私には心地よかった

しばらく身体を触れられ続けていて
身を任せていると
彼がかばんから何かを取りだした

黒い小さな電マ

それを見た瞬間身体が震えた

そんな道具を用意してるなんて思いもしなかったけど
普段自慰でも過去にもらった電マを使っている私からすれば
強い刺激が与えられるということは
望んでいることであった

小さくてもそれは強力で
すぐに身体が大きく震えて
快楽のとりこになる

ここは普通のシティホテルだから
声があふれて止まらないのを
必死にこらえる
それでも電マの刺激には敵わない

達しても達しても止まらない
あふれるものが愛液だけでなく
潮もとめどなくあふれた

そんな私を見下ろす目
愉しんでるようだった

挿入されてもさらに電マの刺激は続く

彼をきつく締めあげながら
逝き続けた

快楽だけに囚われる
そういう瞬間が私は好きだ
それを求め続けているのだ

でも叶わないことが多いのは
みんな結局は自分の快楽に溺れて
私をないがしろにする

だから嫌い
だから捨てる

今度こそはそうならないようにと
いつも思いながら彷徨っている