化身 ～真の愛の姿～

罪悪感という感覚が
多分一般的なものとは大きく剥離している

悪いとわかっていてもやってしまうのは
子供の時からそうだ

恥ずかしい過去だけど
子供の時万引きしたり
人のものを盗んだりしていた

悪いことだとわかっているのに
とってしまう

母親に言えば買ってもらえるようなものばかりだった
どうしてなのか自分でもよくわからない

欲しい、と言えなかったからだろうか



嘘をつくのもよくあった

大人になってからさすがにものは盗まなくなったけど
嘘はついた


人を陥れるためではなく
自分の保身のため

元夫にも嘘はたくさんついた


そして彼にも

嘘、というか言っていないことはたくさんある

ここに書いてるようなこと


最近になって
全部言ってしまいたいと思うようになった

言わないほうがいいとも思うけれど

言ってしまいたいという気持ちが強くなってきた


話してしまって
それでもと受け入れられたいと
思っている


でもそれは
言われた側のことは考えていない

受け入れてくれるだろうと思うから
言いたいという気持ちもある


隠したくない
悪い私を
すべて晒してしまいたい


そうしてその上で
従いたい

身勝手な考えだろうか、、、

仮に身勝手だとしても…
わたしが告白される立場なら
心の底から幸せ。

だって、自分を護る鎧を脱いで
真正面から向き合ってくれると思うから。


……その告白で
離れていくようなら
その程度の男だということ。

華さん

私は彼と向き合いたい

華さんが思ってくださるように
思ってくださるなら

私はもうなんの鎧も持たず
彼にすべてを捧げられるのだろう

でも彼はどこまで受け入れてくれるのだろう
まだ掴みかねている

怖いけれど
それでもすべてを捧げるために、、、

その鎧が重ければ重いほど、脱ぎ捨てるのには力が必要ですよね。
そして相手を想う気持ちが強ければ強いほど、その鎧はますます重くなりますよね。

でも。わたしは思うのです。

その鎧を脱ぎ捨てなければ
彼が纏っているであろう鎧も
彼は脱ぎ捨てないって。

鎧をつけたままで生きていくことはできる。

鎧を脱ぎ捨てるか、捨てないか
は
愛舞音さん次第。

華さん

ありがとう
すごく嬉しい言葉です

既婚者であるから
のめり込まないようにするのかとも思うけれど

自分から動かなければ
何も変わらない

勇気を出して一歩を踏み出してみたい