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これも化身

2011/02/28 17:38
初めてのオペラの舞台が昨日終わりました

去年の夏から練習を始めて
子供のときにエレクトーンをやっていたので
楽譜は読めるし、音もある程度取れるのですが
声楽はまったくの素人で、どう声を出したらいいのかもわからなくて
最初の頃は喉が痛くなってたりしてました

月2回ほどの練習を重ねて本番を迎えました
その頃には音域も少し広がって
譜面の一番高い音も余裕を持って出せるようになっていました

舞台に立つことそのものは
クラシックバレエの発表会に10数年出ているので
緊張はしませんでした

公演の役付きのソリストはプロの方々で
その圧倒的な声量と響きと
引き込まれるパワーのある演技で
それらに後押しされて
普段の練習よりも声は出て
演技も動きを大きくできました

演技についてはバレエでの経験もあって
いろいろと自分でも考えて自由にやりました

終わったあとは
出来ても出来なくても
やり終えたという充実感でいっぱいになります
いつものバレエの舞台より気負いしなくて良かった分
楽しむこともできました



舞台に立つということは
素の自分ではいられません
与えられた役割を演じなくてはいけません


でも
演じるのは自分自身なのです

自分自身が持てるものを
練習で培ってきたものを
最大限に出して演じるのです


真の自分であり
演じる自分
それが舞台での私の姿です


演じることに憑りつかれている
表現することが私を支えている

それもまた化身の姿なのです