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落ち着くと

2011/03/02 00:47
ずっとオペレッタのことでばたばたしてて
仕事も年度末に向けて立て込んで来はじめて

あまり思い出さなくなっていた
彼のことを


それがもうすぐ
彼の誕生日が来るから
思い出さずにはいられない


初めての誕生日のときは
まだ始まったばかりで
当日におめでとうは言ったけど
プレゼントは随分後になって贈ったんだった

去年は
2月に逢ってその帰りの飛行機の中で見つけたバッグを
後で手作りのケーキとともに贈ったんだった

また1つ年を取る
そのときに
今までのことを思い出すんだろうか…



ひとりの時

2011/02/20 01:04
4ヶ月ぶりに長い1人の時間を持てた

自分のペースで自分の好きなことをする
そんな時間がないと
耐えられない私

自分へのご褒美にハーフの赤ワインを買っておいた

それに合うランチを作って
バッハのオルガン曲とともに楽しむ

半分ほど飲んでやめておいた

それからネットをふらふらして
他のアダルトブログや小説なんかを読んでいたら
無性にしたくなった
朝もしたのに



電マとバイブを用意して
シートも引いて


彼と電話でしていたのと同じように


強い刺激で責め立てる
何度も逝く
潮を吹いても辞めない

頭の中に声が響く


「許さない」


思わず彼の名前を呼んだ
堰を切ったように呼び続ける

呼びながら何度も逝った
シートはぐしょぐしょになった



彼は確かにまだ私の中に存在しているけれど
前とは何かが違う

刷り込まれたから呼んでしまっただけ



そう思いたい




分岐点

2011/02/13 21:56
あのとき
彼女にちゃんと彼を愛していることを伝えていたら
アクセス拒否なんかしないで

彼女は彼と別れてたのにって私に言った

そうやって彼が彼女と別れていたら
今は一緒にいられたんだろうか


でもそれだったら
彼はいつまでも自分を乗り越えようとはしなかったんじゃないか
自分が嫌いなままで


どちらがよかったんだろう


あのとき
彼と続けることを選んだ


だからこそ
愛するということがどういうことなのかを知ることができた


それは私を確実に成長させた


でも…




聴けない

2011/02/11 20:47
車で何か聴こうと
CDを探す

彼がくれたゴスペラーズのCDを
かけてみたけど

何秒も経たないうちに
EJECTボタンを押した


聴けない
胸が苦しくなる
あの人工の星空を思い出してしまう



あのときの繋いだ手の温もり
まだ覚えてる

彼がいないことが
だんだんと強く実感として
感じられてきてる



安ワインで酔える幸せ

2011/02/08 00:16
今日はレッスンの日で
帰り道はやっぱり寂しかった



彼が恋しい
とてつもなく

心も身体も冷たいのに
刻まれた痕だけが疼く



コップ2杯のワインで酔って
身体を温める



涙が出そうになる夜