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至福5

2013/04/22 00:57
ベッドへ戻ってキスからもう一度始まり
奉仕するよう促される

以前はうまくできなくて
痛いって言われたりしていた
でも最近は言われなくなったということは
彼の望むようにできるようになったんだろう

乳首を舐めたり袋を吸い上げたり
教えられたとおりに奉仕していた

やがて身体を入れ替えて
彼が私の身体をまさぐる
そしていつものように乳首を噛まれる

今日の彼は容赦がなかった
いつもはあまり長くは噛まないのに
この日は違った
長い時間噛み続けられる
両方とも
やっぱり頭が真っ白になる

この痛みだけで私には充分だった

そして一つになって
覆いかぶさる彼の厚い身体を抱きしめる瞬間が
何より好きだった

時折彼がわたしのクリトリスを弄る
そのたびに締め上げる

途中身体を入れ替えて上になる
彼の上で身体を反らせる姿は
身体が柔らかいから綺麗なのかなと思ったりする

更に押し倒されて彼の動きが激しくなって
二人同時に達した


ぎゅっとお互いを抱きしめ合う


一緒に逝けてよかったなって彼が言う
そうねって笑って返す


そしてずっと言おうと思ってた言葉を私は言った


「愛してくれなくても愛してます」


最初に言われてた
「見返りを求めちゃダメだ」って
愛したかったし愛されたかった
かまってほしかった
でも次第に連絡は少なくなって
会う期間も開いてきて

でもそれでも
彼が私を想う気持ちは変わらないのだということを
納得して受け入れるまでには時間がかかった
彼のペースに合わせることでしか
続けられないのだと悟った

だから他を求めてみたりもしたけど
やっぱり彼のことは好きで仕方ない

そうしてやっとこの言葉にたどり着いたのだ



しばらく間を置いて彼が発した言葉


「愛してるよ」


え、、、、
びっくりした
そして思わず「そうなんだ、、、」と言ってしまった

何だよ、と彼が笑って言うから
すごく嬉しいと慌てて付け加えた


まさかのまさかだった
そんな言葉を彼が発するなんて

そんなことはないのだと思ったからこその言葉だったのに


でもこれは私を喜ばせるために言ったのかもしれないとは思ったけれど
それはそれでもいいと思った

そんなことでこの言葉を出せる彼ではないと思いたかった


思い込みでも何でもいい
嬉しいものは嬉しかった


それなりの関係ではあるけれど
根付いたものは確かにあるのだと
繋がるものが確かにあるのだ


いつか切れてしまうものなのだろうけれど
それはそれで致し方ないことだ

それよりは
今ある想いを味わっていたいと
強く思っていた