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2012/08/20 00:00
彼の車から降りて
自分の車のエンジンをかけようとしたら
何の音もしない
はっと気がついて、確認したら
ヘッドライトをつけたままにしていた…
バッテリー上がり…
完全に浮かれてたせいだ
彼がガソリンスタンドへ行ってみると言ってくれたが
この田舎で見つかるわけもなく
保険会社にロードサービスを頼むことにして
彼には帰ってもらった
事故には絶対に気を付けようとはいつも思ってたけど
普段は昼間しか合わないから、こんなことは起きないのだけど
なんて言い訳しようとか
いろいろ考える
合間に彼が心配してメールをくれる
それに返事しながら待ち続けた
最初の連絡から１時間半待ってようやく業者の人が現れ
なんとかエンジンはかかって、いくつか注意を聞いて
ようやく帰路に着いた
夜の山道をかなりのスピードを出して
でも気をつけてできるだけ急いで帰る
その間もいろいろ考える
一番いいのは、夫は寝てるというパターン
一番有効なのは、プチ家出
それにしても
嘘をつくというのは
不測の事態が起こったときには
さらに嘘を着くことになる
そんなことが起こらないように
いや
そもそも嘘をつくことそのものが
本当はダメなことだ
自分が悪い
原因は夫にあったとしても
自分が悪いのだ
１時間と少しで家に着く
寝てるようではあったけど、起きてるようでもあった
気にしないことにしてとにかく寝る準備をした
翌日
夫は用事終わってから御飯いったの？と聞いてきた
違うよという
夫はそれ以上聞いてこなかった
そこで終了
疑念はあっても聞けない夫
めちゃくちゃな夫婦関係
嫌で仕方ないけど
終わらせることもできない
好きだけど
逃げでしかない
だからそれはそれ
それ以上でもそれ以下でもない
所詮ごっこ遊びだ
でも好きなものは好き
だからリスクを犯しても逢いたい
