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2009/08/19 12:08
私の首を彩る首輪は
いつでもつけられるようにという私の希望に合わせて愛しい人が選んでくれたもの
こういうのはどうかと見せられたとき
あまりにも自分の好みにぴったりで
ものすごく嬉しくなってしまった
グリーンを基調としたビーズに彩られたダークブラウンの細い革の首輪
それには前中心と後ろに金具がついていて
前中心には小さな鈴のついたビーズのモチーフと乳首を締め上げる細い革の輪っか
後ろには同じ革でできたリードがつけられるようになっている
首輪というよりは、チョーカーのようで
でも私を縛る枷
それを着けられる日を心待ちにして
やっと叶った日
強い日差しが照りつける駐車場の屋上で
車に乗り込んで１つキスを交わしたあとに
嬉しそうに首輪を取り出して
白い喉元を差し出す私の首に手をまわして
嵌めてくれた
首輪はイメージ通りで
それに合うように選んだ首元の開いたブルーグリーンのバルーンワンピースと
色も襟元の開きと首輪のバランスもぴったり合っていたのを
車のサイドミラーで確認した
私のためだけの首輪
首輪とモチーフは私が持ち
リードは愛しい人が持つ
首輪を嵌めて鏡を見ると
そのときのことを思い出して、身体の中の刻印が疼く
愛しい人の声が耳元で聞こえる気がする
永遠に離さない、と…
